中小企業の自己変革を促すプロセス・コンサルティング
〇組織開発とは何か(書籍)
1:開発とは、「発達」「発展」「成長」ということ。つまり、組織開発とは、「組織の発展成功を促す」ということ。
2:「コンテント」と「プロセス」
・コンテントとは、Whatの側面であり何が話され、何が取り込まてているかという話題、課題、仕事こと
・プロセスとは、組織開発ではキーとなる概念。Howのであり、関係的過程(お互いの間で起こっていること)である
・製造の場面にある工程とは意味が違う
3:集団におけるプロセスの成果への影響
・綱引きの手抜き(リンゲルマン効果)
・集団の生産性=潜在的生産性ー欠陥プロセスに起因するロス
〇組織開発を感じるための三つの手がかり
1:組織開発とは組織をワークさせるための意図的な働きかけである。
2:組織開発に注目が集まる社会的背景を理解する
3:組織開発の手法
〇組織開発の歴史
1:組開発の組織開発の理解は「3層」で行うのが良い
・組織開発は3階建てで発展してきた
1F哲学的基盤、2F集団的精神療法、3F独自手法
2:哲学的基盤
・フロイトの精神分析学
・集団精神療法→無意識の顕在化による治療
〇組織のマネジメント課題
・組織の7S
・組織の変化・成長を阻むもの
・技術的問題と適応課題
・ハイフェッツの主張
・技術的問題の解決策では、適応課題に対応できない
事例)社長が一代で気づき上げた場合、社長自らの成功体験を手放せずに、環境の変化による適応課題に対処できていない
・人や組織への支援:3つのタイプ
専門家型、医師ー患者型、プロセス・コンサルテーション型
・プロセス・コンサルテーション
プロセス・コンサルテーションとは、クライアントとの関係性を気付くことである。それによって、クライアントは自身の内部や外部環境において生じている出来事のプロセスに気づき、理解し、それに従って行動ができるようになるのである。その結果、クライアントが定義した状況が改善されるのである。
・プロセス・コンサルテーション型→シャイン(2002)「プロセスコンサルテーション」白桃書房
・氷山モデル
・伴奏支援の留意点
〇よろず支援拠点の搬送支援
・課題解決支援→窓口支援チーム→トップギア
・課題設定支援→伴走支援チーム→ローギア