近年退職金制度は、確定給付年金・確定拠出年金など制度の導入により多様化が進んでいます。それぞれの企業の従業員に対する考え方によりさまざまな手法が採用されています。それらの手法をおさらいし、理解を深めました。
1.年金・退職金制度の体系
公的年金、企業年金、退職一時金等の関係性、概要を、厚生労働省の”企業年金・個人年金制度の現状等について”を使い基礎的な部分を確認しました。
2.退職金制度の動向
中小企業の傾向(採用している制度、モデル退職金、経年変化等)について、りそな年金研究所が発行する”企業年金ノート”を使い学びました。https://www.resonabank.co.jp/nenkin/info/note/
3.適年からの制度移行
適年の問題点と他制度への移行
明治安田総合研究所が発行する生活福祉研究通関85号により、適年の問題点と他制度への移行について学びました。
https://www.myri.co.jp/publication/myilw/pdf/myilw_no85_feature_3.pdf
4.退職給付制度比較
自社積立、確定給付、確定拠出、中退共を学びました。
ジャパン・ペンション・ナビゲーター株式会社HP
https://www.j-pec-consulting.jp/retirementbenefit_system/main.html
5.確定給付年金
運用リスクは会社が負う・財政再計算、継続基準、非継続基準・退職給付会計、について、第一生命年金通信を使い学びました。
6.確定拠出年金
運用リスクは社員が負う・投資教育が必要・拠出時損金にできる、等をろうきんHPを参考に学びました。
https://www.rokinren.com/kigyonenkin-support/company_dc/index.html
7.中退共
- 加入できる企業は中小企業
- 基本社員全員だが退職予定者、短時間勤務者など除いてよい
- 運用は予定利率1%
- 運用リスクは中退共が負う
- すぐに辞めると元本割れ
- 懲戒の際の不支給手続きが面倒
- 拠出時損金にできる
これらを中退共パンフレットを参考に学びました。
https://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/download/download01.html
8.退職給付会計
月刊総務オンラインのコラムにより、退職金給付会計について学びました。